南関東競馬虎の巻

戸崎圭太騎手をも上回る“浦和巧者”って誰!?

 皆さんごきげんよう。『南関大学』講師の井上オークスよ。今回は埼玉新聞栄冠賞(SIII)が開催される浦和競馬場の騎手別成績がテーマ。南関東4競馬場のレースをより一層楽しめるよう、この秋もしっかり勉強していくわよ。

 まずは浦和競馬場のリーディングジョッキーランキングをご覧いただきましょうか。2012年9月19日終了時点でのランキングはこのようになっていたわ。

浦和競馬場の騎手リーディング上位20名(2012年1月1日~2012年9月19日)

 最新のランキングは『nankankeiba.com』の「データBOX」でチェックしてみてね。
 とりあえず、2012年9月19日終了時点での“リーディングジョッキー”は46勝をマークした戸崎圭太騎手。2位の坂井英光騎手が25勝、3位以下のジョッキーはいずれも20勝未満なのだから、もう断然のトップね。2012年2月1日のニューイヤーカップ(SIII)、2012年2月22日のユングフラウ賞(SII)、2012年4月25日のしらさぎ賞(SIII)と今年だけで既に重賞を3勝していて、中身の濃さも申し分ナシ。南関東を代表するジョッキーだけあって、この浦和競馬場でも圧倒的な存在感を見せ付けているわ。

 ただ、「戸崎圭太騎手の勝率が高い」というのは浦和競馬場に限った話じゃないし、ファンの大部分もそれを既に知っているから、“浦和競馬場ならではのセオリー”とは呼べないわよね。予想するうえでアタマに入れておきたいのは、他の競馬場に比べて浦和競馬場を得意としているジョッキー。独特なコース形態を味方につける“浦和巧者”を覚えておけば、他のファンとは一味違った馬券を買えるはずよ。

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