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南関東競馬虎の巻
南関東のリーディングサイアーは大井競馬場でも狙える!?
皆さんごきげんよう。『南関大学』講師の井上オークスよ。
今回もしっかりお勉強していきましょう。今回の講義は大井競馬場の種牡馬別成績がテーマです。
『nankankeiba.com』の「データBOX」では、南関東4競馬場の総合リーディングサイアーランキングと、競馬場ごとのリーディングサイアーランキングを確認できるわ。この講義で種牡馬別成績を取り上げるのは初めてだから、まずは南関東4競馬場全体の種牡馬別成績を見ていただこうかしら。
2012年8月1日終了時点での2012年南関東リーディングサイアーはサウスヴィグラス。勝利数も勝ち馬の頭数もダントツね。勝率を見ても、ベスト10圏内でサウスヴィグラス以上の数字をマークしているのはマンハッタンカフェくらい。文句ナシに現在の南関東4競馬場を代表する種牡馬と言えるでしょう。現役時代のサウスヴィグラスはJRA所属だったけど、2003年に大井競馬場で行われたJBCスプリント(GI)を制すなど、地方競馬のダートグレード競走で大活躍していた馬。スピード感溢れるレースぶりを覚えている人は多いでしょうし、能力の高さは産駒にもしっかり伝わっているみたいね。
ちなみに、同じ期間中のJRAリーディングサイアーランキングはこうなっているわ。
ご覧の通り、南関東4競馬場のランキングとはだいぶ異なる顔ぶれね。両方のランキングでベスト10入りしているのはクロフネとゴールドアリュールだけ。単純に有名な種牡馬を評価するのではなく、南関東なら南関東向きの、JRAならJRA向きの種牡馬に注目すべきということなんでしょう。
南関東とJRAでこれだけ違えば、競馬場別の違いも気になるところ。今度は大井競馬場に限定したリーディングサイアーランキングを見ていただこうかしら。