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南関東競馬虎の巻
やはり浦和では小久保智調教師に注目すべき?
競馬場別の成績を見ると、やはり浦和での成績が断然ね。勝率23.9%、連対率39.4%ということは、およそ4頭に1頭の割合で勝ち、5頭に2頭が連対を果たしている計算。地元のレースなら人気があろうとなかろうと常に注目しておくべきでしょう。もっとも、他の競馬場における勝率・連対率は、比較的好成績と言える船橋や川崎でも浦和のおよそ半分。遠征時は過信禁物と考えた方がいいかもしれないし、「他の競馬場で負けた馬が浦和に帰ってきて巻き返す」というパターンも多そうだから、上手く予想に活かしたいところね。
南関東4競馬場の調教師別勝利数ランキングでベスト20圏内に入っていたのは小久保智調教師のみ。他にも注目しておくべき調教師はいると思うので、今度は浦和競馬場のみの調教師別勝利数ランキングを見てもらいましょうか。
2番手グループを形成しているのは山越光調教師、柘榴浩樹調教師、野口孝調教師あたり。この3厩舎を比較すると、(浦和での)出走数はほぼ同じくらいで、勝率が比較的高いのは山越光調教師、連対率が比較的高いのは野口孝調教師という構図になっているわ。
どの厩舎も基本的には他場より浦和の方が好成績なんだけど、特に極端だったのは野口孝調教師。2012年(12月21日)までに挙げた17勝はすべて浦和のレースで、他場は0勝に終わっていたの。もともと遠征が多くない方とはいえ、これだけ偏っているのは珍しい例。他場での凡走を理由に人気を落としている馬は、配当的に狙い目かもしれないわね。
ちなみに、他場所属ながらも浦和で好成績を収めていたのは内田勝義調教師(川崎)、佐藤賢二調教師(船橋)、矢野義幸調教師(船橋)あたり。特に内田勝義調教師は勝率30.0%という強烈な数字をマークしていたわ。2012年はもちろん、2011年の成績を見ても浦和での成績は師の地元である川崎より上。ある意味「南関東一の浦和巧者」と言えるんじゃないかしら。
● オークス先生のココをCheck!
・何はともあれ小久保智調教師に注目!
・上位厩舎は他場よりも浦和の方が好成績!
・他場所属トレーナーでは内田勝義調教師が特注!