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南関東競馬虎の巻
大井競馬場には内枠有利な馬場状態やコースがある!
一方、3週間後のフジノウェーブ記念は馬場状態が重で、こちらは6枠のセイントメモリーが優勝。1~3枠の馬はすべて4着以下に敗れているわ。
トップレベルの馬が集まる重賞競走でも、枠順と馬場状態の関係性にはしっかり注目しておくべきでしょう。
コース別の成績を見ると、目立った特徴があるのは1200mと1500mね。
どちらも3着内率の高い枠番が内に偏っていて、8枠をはじめとする外めの枠番はちょっと低め。大井競馬場の中では内枠有利なコースと言っていいんじゃないかしら。
逆に、どちらかと言うと外枠有利なのは2000mね。
7枠や8枠の3着内率が30%を超えている一方、1枠に入った馬は連対例がなく、2枠に至っては3着以内もなし。昨年の帝王賞も、勝ったのは8枠のワンダーアキュートだったわね。逆に、2枠のニホンピロアワーズは単勝2番人気の支持を集めながら4着に敗れているわ。
この日の馬場状態は良で、全体的な傾向からは内枠に注目すべき状況だったんだけれど、この2000mは例外と考えた方がいいのかもしれない。帝王賞や東京ダービー、東京大賞典などのビッグレースが施行される大井競馬場の看板コースに、他のコースとはちょっと違った傾向があるというのも面白いわね。今年はJBCクラシックも開催されるし、ぜひ覚えておきましょう!
● オークス先生のココをCheck!
・全体的な偏りは小さいが、良や稍重だと内枠有利
・1200mや1500mも内枠有利の傾向が強い
・大レースが行われる2000mは逆に外枠有利