川崎でもやっぱり戸崎圭太騎手に注目すべき？

　試しに、先ほどのランキングで紹介した20名の勝率と連対率を、各騎手が南関東全体でマークした勝率や連対率と比べてみましょう。

　成績の差がもっとも大きかったのは張田京騎手（船橋）。南関東全体の成績も悪くないけど、川崎競馬場では勝率、連対率とも10ポイント以上アップしているわ。所属が船橋なので、「川崎と言えば張田騎手！」というイメージを持っているファンはそれほど多くないはず。今後も注目しておくべきでしょう。

　あとは地元のトップジョッキーとして知られている酒井忍騎手（川崎）、今野忠成騎手（川崎）も要注目。この二人は川崎での勝鞍自体が多いんだけど、やっぱり勝率・連対率も他場開催時より上がるみたいね。それなりに注目を集める存在とはいえ、人気の盲点になっていないかどうかしっかりチェックすべきね。例えば、今野騎手はハーミア（4番人気）とコンビを組んだ2010年関東オークスで地方馬最先着となる2着。JRAなどからも人馬が参戦してくるビッグレースでは配当的な妙味もアップすると思うわ。

　ちなみに、2012年の上半期（2012年1月1日～2012年5月27日）について同様のランキングを作った結果がコチラ。

　酒井忍騎手（川崎）と今野忠成騎手（川崎）の勝率・連対率がアップしている点は2011年と同じね。地元なら杉村一樹騎手（川崎）や山崎誠士騎手（川崎）、他場所属ジョッキーなら左海誠二騎手（船橋）あたりも「川崎が得意なタイプ」に分類して良さそう。先ほど挙げた張田京騎手（船橋）を含め、下半期も引き続きマークしておきましょう。

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